セラピストの皆さん、そのほか医療従事者の皆さん、、、
病院で7年、地域、在宅を支援し始めて7年半、、、
病院で働くすべてがそうとは言いません、
でも、自分の実感圏で、当てはまる人もいるかと思って、、
「どうか、病院にいる患者様の姿が、在宅でも同じと考えないでください。」
いま、自分は学校で学んだ「PT」ではなくなってしまったと思っています。
そして、実際、自分が何者かは実はわからなくなってしまいました。
PTはじめ、身障者のリハビリは1対1で行われることが鉄則、
で、目指しているのはADLの向上であったり、
究極に言えば、「在宅に戻るための支援」
だから、患者を目の前にして、問題点を考え、ゴールをたて、アプローチしていく。
それは、病院であれば、セラピストだけではなく、すべてのスタッフがそれを目指していると言っていいと思う。
在宅支援を初めて7年半、、、、
最近、それだけではいけなかったと思い始めた。
まず、病院での患者の姿は「家にいるときの姿ではない」
ときに、セラピストと、患者はけんかが少ない。
良好な関係を保てている場合が多い。
それは大変ありがたいことであり、嬉しいことであるし、
在宅でも、そうである場合が多い。
もちろん医療や介護は「本人の意志」が最大尊重されるものである。
がしかし、病院でリハビリしているときの患者は
「虚像」FAKE
である場合が多い。
在宅で、同じ人間を何年も見てきました。
そこには、介護に追われる家族の姿と、そして変化していく(それは機能低下していくという場合が多い)患者の姿がある。
今日も、担当ケアマネージャーと担当患者の精神状態と、それに振り回されてとても疲れている介護者の姿を話し合った。
答えは見いだせなかった。残ったのは「大変な状況だ」と言うこと。
病院にいるときの僕は、
動けるようになっていく患者の変化を素直に喜び、
「良くなったね」と簡単な自主トレプログラムを入れて送りだすだけ、
そこに、これから障害と向き合う患者の思いや、それに振り回される
家族の姿はなかった。
今思う、
本当にあのときそれで良かったのだろうか?
いま、ぼくは、患者自身の悩み、未来への不安、家族の苦しみ、実社会の厳しさに、本腰を入れて向き合おうとしている。
涙が出るような話を聞かされる。どうにもならない思いにも駆られる。
でも、これと向き合っていかなければならない。
でも、こうして、ブログを立ち上げながら、自分の考えを整理して、
また、幾ばくかの仲間もできた。
病院の外へ外へと、相談する相手ができた。
まだまだだけれど、
「自分が地域の歯車の一部」
となろうとしていることがわかった、
歯車はその前にも、後ろにも歯車がなければ全く機能しないし、
どれか一つ壊れていても機能しない。
いままでは、患者のほんの一部の歯車にかみ合っていただけ、
これからもっともっと大きなものの歯車の一部になっていかなければならないと思う。
そうすることで、自分もより大きなものの歯車の一部として、
「動かされている」
ことを知るのだろう。
難しくて、もっともっと苦しいことが出てくるのだけれど、
そうやって自分をいろんな歯車が成長させてくれるのだと思う。
また、明日から新たなステップを踏もう!
2007年10月05日
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私も病院勤務15年。
いつかは在宅に入りたいと思っています。
病院にある介護用具は在宅にはない。
在宅にあるものでいかに介護をするか。
昔の実習を思い出しました。
もちろん、家族の負担も考えて。
ぷーーさんに会って自分の看護観も
少し見出せたような気がします。
僕は貴方より臨床経験が短いのに、
おかんをあらぬ道へ引っ張っていないか心配です。
おかんの病院でも、重要な仕事を任されているでしょうに、
でも、うちの町の訪看ステーション所長は
立派な方です。
尊敬してます。
共感いたします。これからも伺いますので、よろしくお願いいたします。
入退院の繰り返しで、少し良くなっては家で療養するといった具合です。
確かに病院にいた時はそうでもなかったのに、家に戻ってしばらくすると筋肉が衰え歩けなくなっていきました。
今になって思えば、もっとリハビリの知識があったなら・・・と痛感したときでもありました。
私達みたいな素人では中途半端な介護しかできなくて父には辛い思いをさせたんじゃないかと思います。
在宅介護をされてる方、それを支援される方との思いは時にはすれ違うこともあるかと思いますが、目指しているところは一緒だと思います。
頑張ってくださいね。
「目指すところは一緒」
ですよね。
だから、本当のことを聞ける
関係を作らなければならないし、
それは、もっとも大切で
困難なことでもあると思います。
PTは年下でも、免許取ったばかりでも
「先生」と呼ばれます。
でも、それで錯覚してしまわないようにいつも自分を戒めておかなくては、
いつも、みかたでいるからね!